今朝、現在進行中のプロジェクトの着工の儀式がおこなわれ、お施主さまや工事関係者といっしょに工事の無事をお祈りしました。
坊主頭でいちばん前でお祈りしている方が風水師さん。このあとキッチンの火元の向きなどの指導がはいりました。今回は計画通りにいけそうですが、ここで変更を要求されることもあります。ベトナムでは竈の神様を大切にしているので火元の方向は彼らにとってとても重要です。住宅の場合はベッドやテーブルの向きなどの指導も入ります。
儀式では定番の鶏の丸焼きなどのお供物が供えられました。
写真の手前に写っているのは儀式でつかわれる冥器のひとつ、紙でつくられた馬です。これで神様は天界にお帰りになります。子供が乗れるぐらいの大きさで、日本のきゅうりやナスの乗り物に比べるとずいぶん大きいですね。さらに大きな象の冥器もあるそうです。これら紙でつくられた冥器は儀式のあとに紙のお金と一緒にお庭で燃やします。
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