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ベトナム 地震 建築


昨日の朝、大阪で地震がおこったと聞き、北摂にある大学に通っていたので近親者も大阪にたくさんおり、みなさんの安否を心配していましたが、Facebookでずいぶん安否確認ができて少しほっとしています。


ベトナムでは地震がないということで、建物の構造計算も地震に対する対策はなされていません。細い鉄筋、細い柱、薄いスラブで構造が構成されていて、耐力壁という考え方がありません。

とはいえ調べてみるとベトナム北部の中国との国境線付近の山間部では地震があった記録が残っており、1935年にDien Bien PhuでM6.7、1983年のTuan GiaでM6.8を記録しているそうです。南部では沿岸の海洋地震がおおいようです。

[参考] EVOLUTION OF SEISMIC HAZARD MAPS OF VIETNAM (英語)

https://goo.gl/paucXs


インターネットで記録を探せなかったのですが、私が渡越する3年前の2008年にはハノイでも震度3の地震があったそうです。以前ハノイの工事現場をみた構造設計の方が、震度4以上で一部破壊される建物がでてくるのではないか、と仰っていました。

すでに建設されている建物はもう少し強度があるかもしれませんが、写真のような解体後の状態のときに地震が起こったら危険です。

あとは100年以上前に建てられたレンガ構造の建築物にも補強が必要となります。


ハノイは以前も紹介したように新しい建物がどんどん建っていますが、サスティナブルな建築のために新しい建築構造基準が必要であると同時に、古い建物のメンテナンスも同時に進めていかなければいけない時期になっています。


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