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  • Writer's pictureTekemori Hiroomi

スマートハウス Google Home 実験

現在進行中の住宅プロジェクトのクライアントがぜひスマートハウスシステムを導入したいということで機材を揃えて実験中です。スマートハウスというのは家電や空調照明などの設備機器をネットワークに繋いで管理することです。AIスピーカーに繋いで声で照明を点けたり消したりできる単純な利便性があり、また室温や外気温、部屋の明るさなどをセンサーで感知することで空調や照明の運用の最適化を図ります。




ハノイではGamdaなどの住宅開発地でベトナム発のスマートハウスシステムが導入されているそうです。実際にその機器を導入した会社にお話を聞きにいきました。確かにスマートハウスのシステムが提供されているのですが、機器についてはその会社独自の製品が使われており、設置後の拡張の自由度やメンテナンス(もしもその会社がつぶれてしまったら、、、)も考えて、今回はGoogle Homeやスマートコンセント、スマートスイッチなど一般に流通している機器を利用してスマートハウスのシステムを構築することにしました。


昨晩スマートスイッチの接続に成功しました。「OKグーグル、ライトをつけて!」というと私のデスクライトが点灯、という簡単なものですが、この繰り返しでどんどんスマート化していくわけです。

今日の午後は電気工事屋さんに手伝ってもらってスマートスイッチプレートを実験します。調光タイプもあり、どのように動作するか楽しみです。


私が学生時代の90年代後半から「ユビキタス社会」という名前で建築のスマート化について議論されていました。「トロン電脳住宅」とよばれる、いわゆるオートメーション化された住宅も話題になっていました。遠く感じていたものが近くにきた、というよりもスマホなどによりいつの間にかその中に入っていた、と感じます。

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