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  • Writer's pictureTekemori Hiroomi

ハノイ 伊東忠太 野帳



(上写真:日本建築学会ホームページより転載)


明治時代から昭和初期にかけて活躍した建築家、建築史家で伊東忠太さんという方がいます。

建築の専門ではない方にはなじみがない名前かもしれませんが、築地本願寺を設計した建築家というえば少し近く感じるかもしれません。ちなみに「建築」という言葉を考案したのも伊藤忠太で、現在ではベトナムでも「Kien Truc」という建築から派生した言葉を使っているのですからアジアの建築会に与えた影響はとても大きい方です。

彼はシルクロードをたどって建築を調査しており、そのときの野帳が日本建築学会のホームページで公開されています。


[伊東忠太 野帳] 野帳(伊東忠太資料)


その中には仏領時代のハイフォンから海路で入り陸路でハノイ(東京)を訪れた際の野帳もありまして、当時のハノイの姿が描かれています。

一般公開されていますので、ご覧になって今の姿と比べてみると楽しいです。

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